新天皇陛下「国民に寄り添う」、雅子さまとにこやかに / 新天皇陛下のお言葉全文 / 天皇陛下即位 一連の儀式終わる


 午前10時、即位後初めて、皇居の宮殿に入られた新天皇陛下。皇位の証である剣や勾玉などを受け継ぐ儀式「剣璽等承継の儀」が執り行われました。

 そして、新皇后の雅子さまがお住まいを出発。上皇后になった美智子さまから引き継いだティアラを身につけ、報道陣ににこやかな表情を向けられました。新天皇皇后両陛下そろっての初めての公務に臨まれます。そして午前11時10分、陛下の即位後、初めてとなるお言葉。

 「日本国憲法および皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望致します」

 令和最初の日を迎えた皇居周辺は祝賀ムードに包まれました。

 「きのうはあいにくの雨模様だったんですけども、きょうは晴れ間も出ていることもありまして、昨日以上にたくさんの方でにぎわっています」(記者)
 「いろいろな方が来られていて、非常にいい雰囲気かなと思います」(皇居を訪れた人)
 「おめでたいですよね。新しい年になって、すごく楽しみにしています」(皇居を訪れた人)

 新両陛下が昼食をとるため一時的に皇居を離れられた際にも、沿道には晴れ姿を一目見ようと多くの人たちが詰めかけました。

 「すごくすてきでしたよ。きれいでしたよね、すごくきれいだった。ビックリしました」(女性2人)
 「両陛下を乗せた車、いま半蔵門の交差点を曲がります。陛下は窓を開けて手を振られています。雅子さまも沿道に手を振られながら、半蔵門へと入っていかれます。この後、仙洞御所に向かい、上皇ご夫妻に挨拶をされます」(記者)

 再び皇居に入った両陛下は上皇ご夫妻のお住まいである吹上仙洞御所を訪問し、即位の挨拶をされました。そして、午後3時頃には・・・

 「午後3時10分、皇居・半蔵門です。愛子さまを乗せた車が半蔵門に到着しました。窓を開けて、笑顔で手を振っていらっしゃいます」(記者)
 「今、悠仁さまを乗せた車が半蔵門に到着しました。窓を開けられていました」(記者)

 宮殿には秋篠宮ご夫妻をはじめ、眞子さま佳子さまら皇族方が新天皇皇后両陛下にお祝いを伝えるため続々と到着。秋篠宮さまが「天皇陛下におかれましてはこのたびご即位されましたこと心よりお喜び申し上げます」と祝福の言葉をかけられると、新天皇陛下は「どうもありがとう」と応じられました。

 「雨の中なんですけれども、両陛下、窓を開けられています。車の窓を開けられて、にこやかに会釈をされています」(記者)

 令和の新たな時代の幕開けを祝賀ムードで迎えられた新両陛下。今後、4日の一般参賀で即位後初めて国民から直接お祝いを受けられる予定です。
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新天皇陛下のお言葉全文


新天皇陛下が即位後朝見の儀で述べられたお言葉は次の通り。
 日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。
 この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
 顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御(み)心を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。
 ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽(さん)に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします。
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天皇陛下即位 初のお言葉

天皇陛下はきょう、皇后さまと共に皇居・宮殿「松の間」で国事行為の「即位後朝見の儀」に臨まれました。即位後朝見の儀には皇位継承順位1位の皇嗣となった秋篠宮さまご夫妻ら女性も含めた成年皇族も同席されました。陛下は「憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓う」と天皇として最初のお言葉を述べられました。また、安倍総理は「天皇陛下を国及び、国民統合の象徴と仰ぎ、文化が生まれ育つ時代を創り上げていく決意だ」と述べました。朝見の儀に先立ち、陛下は即位後初めての儀式となる「剣璽等承継の儀」に臨まれ、皇位のしるしとされる三種の神器のうち剣と勾玉などを受け継がれました。
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新天皇皇后両陛下、皇族方からお祝い受ける

 新天皇皇后両陛下が、皇居・宮殿で、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方からお祝いを受けられました。

 皇居・宮殿「松の間」では午後3時半から、皇族方が新両陛下に即位を祝う挨拶をされました。皇嗣となった秋篠宮さまは、紀子さまと共に両陛下のもとに進み、「天皇陛下におかれましては、ご即位されましたこと、心よりお喜び申し上げます」とお祝いの気持ちを示されました。これに対し、陛下はにこやかに「どうもありがとう」と応じられました。

 このあと両陛下は、未成年皇族である長女の愛子さまや秋篠宮家の長男・悠仁さま、宮内庁の幹部や元側近などからも祝賀を受けられました。

 これに先立ち、両陛下は午後3時ごろ、上皇ご夫妻のお住まいである吹上仙洞御所を訪れて、代替わり後初めて上皇ご夫妻に挨拶されました。

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天皇陛下即位 一連の儀式終わる

 天皇陛下は1日、即位に伴う一連の儀式を終えられました。

 陛下は1日午前、皇居・宮殿で皇位のしるしである「剣」と「勾玉」などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」に臨まれました。その後、即位後初めて国民の代表と会う「即位後朝見の儀」に新たに皇后となった雅子さまと共に臨み、天皇として初めてのお言葉を述べられました。

 「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望致します」

 午後は、皇居の吹上仙洞御所を訪れ、即位後初めて上皇ご夫妻に挨拶したほか、秋篠宮さまら皇族方や宮内庁の職員らから、お祝いの挨拶を受けられました。即位の儀式のあとには、陛下の側近トップである侍従長らの認証官任命式が行われ、就任会見を行った小田野展丈侍従長は「力を尽くしてお支えして参りたいと思います」と決意を述べました。

 陛下の即位を祝う一般参賀は4日、皇居で行われます。

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参考

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